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【アメリカ】シリコンバレー・スタートアップ企業、サステナビリティ取組の課題多い。CSE調査 2017/01/06 最新ニュース

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 CSR関連研修・コンサルティングサービス提供の米Center for Sustainability and Excellence(CSE)は11月17日、シリコンバレー企業100社のサステナビリティ実施状況を調査したレポート「Sustainability Trends in Silicon Valley」を発表した。これまでもシリコンバレーのスタートアップや有名企業がサステナビリティを推進しているかどうかを論じるレポートは存在していたが、CSEのレポートはシリコンバレーに拠点を置く企業がどのようにサステナビリティに取り組んでいるかを体系的に調査した点が特徴。

 CSEは中小企業から、従業員千人から10万人以上の巨大企業まで100社について調査を実施。Adobe、AMD、Apple、Cisco、Dolby、eBay、Facebook、FICO、Google、Intel、Intuit、PayPal、Oracle、SunPower、Tesla、Twitter、Zyngaなどの有名企業も含まれている。対象企業はIT業界だけではなく、自動車、ヘルスケア、金融、通信、再生エネルギー、エンターテイメント業界も含まれ、各企業のサステナビリティへの取組概要や、それらが他企業、業界のロールモデルになり得るかについてまとめられている。

 レポートでは企業ごとの調査結果を踏まえた上で、特に重点的な取組がなれている分野や、サステナビリティ分野の専門家を積極的に雇用している企業の特徴などについて分析した。調査によれば、対象企業の61%がサステナビリティの専門家を配置しているが、その割合は大企業に高い。一方で活動報告の面では大幅な改善余地があり、29%の企業しかサステナビリティ報告書を発行していない。多くの企業は取組内容について抽象的で耳当たりのよい表現だけをホームページ上に記載しているという。

 CSEはサステナビリティの分野を、コミュニティ、環境、従業員、倫理、サプライチェーンとフィランソロピーの5つに分類。対象企業のうち5分野全てで取組の実施が確認されたのは、Adobe、オラクル、シスコ、グーグル、HP、eBay、セールスフォースなど21社に留まった。レポートで発表されたランキングでは、

  1. Adobe
  2. アプライド・マテリアルズ
  3. シスコ
  4. eBay
  5. グーグル
  6. HP
  7. インテル
  8. インテル・セキュリティ
  9. Intuit

 先進的な取組が多いアップルについては、5分野のうち、環境、倫理、サプライチェーンでは高い評価ではあったが、コミュニティ、従業員の分野での取組が実施されていないと判断され、評価が伸びなかった。その他にも、資金力がない中小企業の大半は、5分野のうち1から2分野での取組しか実施していないという判断となった。

 また、95%の企業が倫理的な企業ガバナンスを実践していると認識しているもわかった。シリコンバレー企業の企業倫理については、消費者や市民の間でも懐疑的な見方が多く、企業自身の認識と世間の認識に大きなギャップがあることもレポートの中で指摘された。

【参考ページ】CSE Announces Surprising Findings for Corporate Sustainability In Silicon Valley

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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