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【台湾】三井物産、洋上風力発電所の権益獲得。設備容量1044MW。2025年の商業運転開始目指す

 三井物産は8月3日、台湾で洋上風力発電所「海龍洋上風力発電所」を開発中のYushan Energy Taiwanの株式50%を、Enterprize Energyグループ傘下のシンガポールYushan Energyから取得することで合意したと発表した。8月2日に出資を完了した。

 Yushan Energy TaiwanはカナダのNorthland Powerと共同で海龍洋上風力発電所を開発中で、同発電所の権益40%を保有している。三井物産はYushan Energy Taiwanの株式50%を取得したことで、同案件の権益20%を保有することになる。海龍洋上風力発電所は、台湾沖30kmから50kmの海域で設備容量合計1,044MW。2021年以降に予定している最終投資判断を経て、2025年までに商業運転を開始し、発電電力は全量、20年間台湾電力公司に売電する。総事業費規模は45億から50億米ドル程度と見られている。

 台湾政府は、2025年までに再生可能エネルギーによる発電割合を20%に引き上げることを目指しており、2024年までに3.8GW、2025年以降に追加で1.7GW、計5.5GWの洋上風力発電を導入する計画。Yushan Energy TaiwanとNorthland Powerは4月に台湾政府から設備容量300MWの洋上風力発電shの開発権を得たが、その後6月さらに232MWと512MWの2つのプロジェクトの開発権も入札で獲得。3つを一体化させ、海龍洋上風力発電所を建設する。

【参考】【台湾】台湾最大の320MW太陽光発電所が運転開始。2025年までに太陽光で20GW目指す(2018年7月21日)

 三井物産の発電事業における再生可能エネルギーの比率を高まると表明している。

【参照ページ】台湾で洋上風力発電事業開発を行うYushan Energy Taiwan社への出資

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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