金融世界大手英HSBCは11月7日、過去1年間のサステナブルファイナンス金額が250億米ドル(約2.8兆円)を突破したと発表した。35ヶ国・地域で再生可能エネルギーや電気自動車(EV)等の分野に投融資した。同社は2025年までに1,000億米ドルをサステナブルファイナンス分野に投融資する目標を発表。低炭素社会への転換や国連持続可能な開発目標(SDGs)達成をリードすると表明している。
250億米ドルの地域別内訳は、欧州が47%、アジアが33%と同社が強みを置く2地域で8割を占める。残りは米州16%、中東・北アフリカ・トルコが4%。具体例では、インドネシアでのグリーンボンド国債12.5億米ドル発行支援や、運用子会社HSBCグローバル・アセット・マネジメントでの低炭素ファンドで1億米ドルを投資家から募集、アラブ首長国連邦(UAE)ではグリーン自動車ローンも開始した。SDGsにリンクさせた企業投資ファンドも世界で初めて設定した。
【参照ページ】HSBC hits USD25bn sustainability milestone
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