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【国際】CBI、海運セクターのグリーンボンド基準策定作業開始。日本郵船も委員として参加

 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は4月9日、海運セクターでの気候変動緩和及び気候変動適応のためのグリーンボンド基準(CBS)策定作業を開始したと発表した。海運業では、日本郵船が世界初のグリーンボンドを発行しており、今回のCBS策定作業にも産業ワーキンググループ(IWG)の委員として参加する。

【参考】【インタビュー】日本郵船、海運業界世界初のグリーンボンド発行事例 〜苦労と気づき〜(2018年4月27日)

 海運業は、国際輸送の二酸化炭素排出量の90%を排出しており、世界全体でも2.5%を占める。また、今後、世界の海運需要は増加が予想されており、2050年までに二酸化炭素排出量は1.5倍から3.5倍に増加すると言われている。そのため、海運業での二酸化炭素排出量削減は、世界全体において重要テーマとなっている。

 CBIでの基準策定作業は、環境分野の専門家が集う「テクニカル・ワーキンググープ(TWG)」と、産業界の関係者が集う「産業ワーキンググループ(IWG)」の2つの委員会を設置。TWGが素案を作り、随時IWGがレビューを実施。両者で案がまとまった後に、パブリックコメントを受け付け、最終的にCBIの決定委員会「気候債券基準委員会」で最終承認される。

 日本郵船は、ABNアムロ、DNB、ダンスケ銀行、マースク、ノルデア、Skibskreditらとともに、IWGを構成する。

【参照ページ】CBI Launches Expert Groups to Develop Shipping Criteria: Low Carbon Baselines for Shipping Sector Issuers

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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