世界経済フォーラム(WEF)は9月23日、電気自動車(EV)や自動運転を用いて、乗用車からの二酸化炭素排出量を95%削減し、運転効率を70%改善し、運転コストを40%削減することを目指す新たなイニシアチブ「Global New Mobility Coalition(GNMC)」を発足したと発表した。
同イニシアチブは、2020年のステアリングコミッティ・メンバーとして、BMW、フォード、Uber(ウーバー)、Via、カリフォルニア大学デービス校、イスラエル工科大学(テクニオン)、Energy Foundation China、China EV100、RMI、ClimateWorksが選ばれた。C40、Polis Network、ITF、AutoEV100も協力する。他にも、企業、NGO、大学教授等が合計100人・社以上が参画するという。
2050年までに自動車車両からの二酸化炭素排出量は2倍になると言われており、乗用車はそのうち70%を占める。それが、EVや自動運転を活用することで、2050年までに、乗用車を21億台から5億台に、二酸化炭素排出量を4,600tから700t未満に削減できるという。そうなれば、道路や駐車場の90%が不要となり、公共機関が空地を活用できるようになるとした。
【参照ページ】World Economic Forum Launches Global New Mobility Coalition to cut Transport Emissions by 95% and Reduce Commute Costs by 40%
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