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【国際】フェイスブック、SNS運営基準強化。児童ヌードや自傷行為、ヘイトスピーチ等で削除投稿数公表

 米フェイスブックは11月13日、同社4回目となるコミュニティ基準執行レポートを発表した。同社としてフェイスブックに設定した10のポリシー分野、インスタグラムに設定した4のポリシー分野と、各々の原則に対する情報開示を行った。

 フェイスブックに設定した10ポリシー分野は「アダルト・ヌード&セクシャル・アクティビティ」「いじめとハラスメント」「児童ヌード&児童の性的搾取」「偽アカウント」「ヘイトスピーチ」「規制製品:ドラッグと武器」「スパム」「テロリスト・プロパガンダ」「暴力とグラフィック・コンテンツ」「自殺と自傷行為」。インスタグラムに対しては「児童ヌード&児童の性的搾取」「規制製品:ドラッグと武器」「テロリスト・プロパガンダ」「自殺と自傷行為」の4つ。

 フェイスブックは今回、各ポリシー分野に対するコミュニティ基準と、基準に関する現状をまとめた開示を行った。その中には、各問題コンテンツに対するビュー数や、それに対し同社が対応した件数、同社の自主的対応率、同社に対応に対するユーザーの説明件数、同社対応後に再度表示を許可した件数等を開示している。フェイスブックは、情報の透明性を高めることで、SNS上の危険性だけでなく、それに対する恣意的排除防止についても説明してく考え。

 同社は、新しく方針を定めた「自殺と自傷行為」については、フェイスブックで第2四半期だけで200万投稿、第3四半期でも250万投稿を削除したことを明らかにした。インスタグラムでも同様に、第2四半期に83.5万投稿、第3四半期に84.5万投稿を削除した。

 同様に、児童ヌードに対しても、フェイスブックで第3四半期だけで1,160万投稿削除。インスタグラムでも同様に、第2四半期に51.2万投稿、第3四半期に75.4万投稿を削除した。

 ヘイトスピーチについても、第2半期に自動検知ツールの導入を開始し、すでに削除を開始している。

【参照ページ】Community Standards Enforcement Report, November 2019 Edition

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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