英国学士院は11月27日、企業の存在意義としての「目的(Purpose)」が明確な企業への変革を唱えるレポート「目的あるビジネス原則(Principles for Purposeful Business)」を発表した。英国学士院は、人文科学や社会科学の学者が集まる英国の国立アカデミー。社会や地球課題に対応していく企業システムや資本主義を構築するため、文系の学者から企業への大きなメッセージが発信された。
今回のレポートは、「企業の未来」プログラムの一環として研究してきた内容をまとめたもの。「目的のあるビジネス」の定義として、「ビジネスの目的は、利益を得ながら、人々や地球の課題を解決していくことであり、問題を生じることで利益を得るものではないない」を提示。そのための8原則を定めた。8原則は、各々、…
ここから先は有料登録会員限定のコンテンツとなります。ログインまたは有料会員登録を行って下さい。
Facebookコメント (0)