Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】NEDO、サーキュラー・バイオ・持続可能なエネルギーの3つを指針に設定

 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月14日、「持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針2020(NEDO総合指針)」を策定。「持続可能な社会を実現する3つの社会システム」として、サーキュラーエコノミー、バイオエコノミー、持続可能なエネルギーの3つを位置づけ、シンボルマークを制定した。

 今回の施策は、1月に経済産業省がとりまとめた「革新的環境イノベーション戦略」が首相官邸の統合イノベーション戦略推進会議で決定されたことを受けたもの。同戦略では、戦略的技術領域として16個設定した。

  1. 再生可能エネルギーを主力電源に
  2. デジタル技術を用いた強靭な電力ネットワークの構築
  3. 低コストな水素サプライチェーンの構築
  4. 革新的原子力技術/核融合の実現
  5. CCUS/カーボンリサイクル見据えた低コストでのCO2分離回収
  6. 多様なアプローチによるグリーンモビリティの確立
  7. 化石資源依存からの脱却(再生可能エネルギー由来の電力や水素の活用)
  8. カーボンリサイクル技術によるCO2の原燃料化など
  9. 最先端のGHG削減技術の活用
  10. ビッグデータ、AI、分散管理技術等を用いた都市マネジメントの変革
  11. シェアリングエコノミーによる省エネ/テレワーク
  12. GHG削減効果の検証に貢献する
  13. 農林水産業・吸収源
  14. 最先端のバイオ技術等を活用した資源利用及び農地・森林・海洋へのCO2吸収・固定
  15. 農畜産業からのメタン・N2O排出削減
  16. 農林水産業における再生可能エネルギーの活用&スマート農林水産業
  17. 大気中のCO2の回収

 NEDOは、2050年に二酸化炭素排出量を80%削減するという閣議決定ために必要なコストは、従来技術の延長だけでは毎年1,000兆円規模のコストが必要と算定。イノベーションの必要性を訴えた。また同指針では、今後の技術評価において、「CO2削減ポテンシャル」「CO2削減コスト」の2つを示していくことも決めた。

【参照ページ】「持続可能な社会を実現する3つの社会システム」のシンボルマークを制定し、技術開発総合指針を策定
【参照ページ】革新的環境イノベーション戦略

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。