
飲料世界大手ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は3月31日、2025年までに同社の全商品において、再充填可能もしくはリサイクル可能な容器を用いる目標の進捗状況を発表した。同社はすでに半数の商品で再充填可能な容器を実現。サーキュラーエコノミー推進企業として世界最大。
リサイクルでは、同社の環境スタートアップ発掘プロジェクト「100+ Accelerator」で見出されたスタートアップ企業Green Miningと協働。2019年にはブラジルでビン57.8万kgを回収、リサイクルして販売した。今後は中南米全域に展開予定。
2020年3月には、ABインベブ傘下ホンジュラスのCervecería Hondureñaは、コカ・コーラと協働し、同国でペットボトルの100%回収・リサイクルを目指すプログラムを開始した。また、ジンバブエでは、リサイクルイニシアチブManja Pamodziと協働し、地域コミュニティでの廃棄物回収所を設立。消費者による廃棄物容器1万tを回収した。その他ロシアのソチでは、2018年ワールドカップで回収されたリサイクルプラスチック容器5万本を用いてサッカー場の建設も行った。
再利用では、…
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