
金融世界大手英HSBCの運用子会社HSBCグローバル・アセット・マネジメントは7月4日、新たな手法を用いたESG型大型株式ETF(上場投資信託)を設定したと発表した。米国、欧州、日本の各々の市場を対象とした計3本を設定。ETF上場はロンドン証券取引所。3本ともアイルランド籍UCITSで欧州向けに販売している。
今回設定したETFは、「HSBC Europe Sustainable Equity UCITS ETF」「HSBC Japan Sustainable Equity UCITS ETF」「HSBC USA Sustainable Equity UCITS ETF」の3本。手法は、ESGインテグレーションとネガティブ・スクリーニングを組み合わせた。設計では、FTSEが大きく協力した。
ESGインテグレーションでは、3つのテーマでポートフォリオの構成比率に傾斜(Tilt)を付けている。1つ目は、FTSEのESGスコアを用い、ポートフォリオ全体のESGスコアが、通常の市場平均ポートフォリオよりも20%高くなるよう設計した。
2つ目は、二酸化炭素排出量で、ESGスコアとは別に、個別で排出量の削減方向に傾斜させ、市場平均ポートフォリオより原単位排出量が50%低くなるように設計された。
3つ目は、化石燃料埋蔵量での傾斜。化石燃料が座礁資産化することを見越し、化石燃料の原単位埋蔵量が市場平均ポートフォリオより50%低くなるように設計された。
さらに、ESGインテグレーションで傾斜を付ける前に、セクター軸でのスクリーニングを実施。武器、たばこ、一般炭(石炭)、原子力発電を除外。さらに年間ベースで、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に著しく違反している銘柄も除外した。
加えて、ESGインテグレーションで傾斜をつけた後にも、四半期ベースで、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に著しく違反している銘柄も除外した。
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