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【アメリカ】ユナイテッド航空、2050年カーボンニュートラル表明。オフセットではなくDAC活用

 航空世界大手米ユナイテッド航空は12月10日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を達成すると宣言した。また、空気中の二酸化炭素を吸収するDAC(直接空気回収)技術に投資することを世界の航空会社で初めて表明した。米国では、アメリカン航空も同日、フライトを2050年までにカーボンニュートラルにするロードマップ発表をしていた。

【参考】【アメリカ】アメリカン航空、フライトの2050年カーボンニュートラル実現ロードマップ発表(2020年12月13日)

 同社は2018年に、2050年までの二酸化炭素ネット排出量を半減することを世界の航空会社で初めて表明していたが、今回カーボンニュートラルに目標を引き上げた。

 同社のカーボンニュートラル・アクションの特徴は、カーボンオフセット購入ではなく、DAC技術を活用して、実際に二酸化炭素を吸収しカーボンニュートラルを実現することを公言した点。同社は今回、オキシデンタルの子会社Oxy Low Carbon VenturesとRusheen Capital Managementとパートナーシップを締結し、Carbon Engineeringからライセンスを得てDAC技術の実用化に取り組む1PointFiveに数百万米ドルの投資を行うことを表明した。この投資により、1PointFive社は米国に工業サイズの初のDACプラントを建設する。

 同社は今回、DACの可能性について、「年間に数百万メトリックトンのCO2を捕集できるほか、数十億メトリックトンに及ぶCO2を捕集できる可能性」もあるとした。今回建設するプラントは、一か所で、年間に4,000万本の木の捕集量に相当する100万tの二酸化炭素を捕集。捕集後は、地中に埋める。同社は「同プラントの規模は、4,000万本の木が植えられている土地の規模と比較すると3,000分の1にも関わらず、同等の効果が発揮できる」と土地効率観点でのメリットを強調した。

 もう一つの大きなアクションは、持続可能なジェット燃料(SAF)への投資。ユナイテッド航空は世界大手の中で早くからSAFの購入を開始し、すでに世界のSAF契約全体の50%を同社が占めている。さらに、カリフォルニアを拠点とするSAF供給会社Fulcrum BioEnergyにも3,000万米ドル超を投資しており、SAFへの投資額では世界最高額。

【参照ページ】ユナイテッド航空、2050年までに温室効果ガス排出を100%削減することを誓う、業界でも初の大胆な環境保護へのコミットメントを発表

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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