英国際貿易省は12月9日、グローバル規模の金融機関向けに、英国のフィンテック・ソリューションを提供してく国際パートナーシップ「Leading Edge」を発表した。プログラム展開国の優先国として、米国、オーストラリア、シンガポールの3ヶ国を特定した。
英政府は、フィンテックに力を入れており、現在英国にあるフィンテック企業は約1,600社。2030年までには2倍以上に増える見込み。フィンテック産業の売り上げも2015年の66億ポンドから2019年には110億ポンドへと飛躍し、金融サービス全体の市場規模の8%を占めるまでになっている。特に英国では、レグテック(RegTech)、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)、人工知能(AI)の分野が強い。
今回の発表では、シンガポールではすでに、DBS、OCBC(華僑銀行)、UOB(大華銀行)がLeading Edgeへの参画を表明。英国政府はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への加盟も検討しており、シンガポールの銀行をハブに、インド太平洋地域の金融システムの中に、英国のフィンテックを売り込んでいく。
【参照ページ】New partnership programme to help financial institutions digitise