
フィンランド製紙・木材大手ストラ・エンソと容器・包装世界大手スイスのテトラパックは7月21日、中東欧地域での紙パックのリサイクル能力を数倍にまで引き上げることで提携すると発表した。サーキュラーエコノミー化の一環。
今回の提携では、まずポーランド・オストロウェンカにあるストラ・エンソの工場拠点に、大規模再パルプ化設備を設置。飲料容器のリサイクル能力を、2.5万tから7.5万tにまで約3倍に拡大する。これにより、ポーランドで販売されている飲料紙パックの全量に加え、ハンガリー、スロバキア、チェコからのリサイクルも処理できるようになる。2023年に商業運転開始予定。
同工場では、特許取得済みの分別技術を活用し、紙パックからプラスチックとアルミニウム等を分離し、別々にリサイクルする。紙素材は、ストラ・エンソが板材等に再利用。プラスチックとアルミニウムも輸送用トレイやアルミホイルにリサイクルされる。
今回のライン建設では、両社は合計2,910万ユーロ(約38億円)を投資予定。ストラ・エンソが1,700万ユーロ(約22億円)を投じ、再パルプ化設備を新設する。テトラパックは、チェコのプラスチックリサイクル大手Plastigramと協働し、追加の再パルプ化ライン設置に1,210万ユーロ(約16億円)を投じる。
ストラ・エンソは2020年10月、木質繊維100%の食品容器も発表済み。リサイクル強化と持続可能な容器製造を並行し、サーキュラーエコノミーの実現にコミットする。
【参考】【フィンランド】ストラ・エンソ、木質繊維100%の食品容器発表。プラやPFASの使用ゼロ(2020年10月14日)
【参照ページ】Tetra Pak and Stora Enso join forces to triple the recycling capacity of beverage cartons in Poland
【参照ページ】Stora Enso and Tetra Pak join forces to triple the recycling capacity of beverage cartons in Poland
【画像】Tetra Pak
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