EUサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)が3月に施行されて以来、第8条適合ESGファンドの「ライトグリーン」と、同第9条適合ESGファンドの「ダークグリーン」のファンドの運用資産(AUM)が、7月に34%に到達したことがわかった。
今回のデータを発表したのは、米モーニングスター。EUで販売されているファンドの目論見全体の81.7%を調査したところ、7月10日時点で、資産金額ベースでは、ライトグリーンが30.3%、ダークグリーン3.7%だった。ファンド単位では、ライトグリーンが21.8%、ダークグリーンが2.8%。
モーニングスターの見通しでは、今後1年以内にダークグリーンとライトグリーンの比率が、現在の34%から50%を超えてくるという。運用会社では、すでにRobecoで93%、アクサ・インベストメント・マネージャーズで90%、BNPパリバ・アセット・マネジメントで80%、アムンディで75%にまで達している。
ダークグリーンとライトグリーンでのファンド種別では、アクティブ運用が89%で圧倒的。パッシブ運用は11%のみ。
【参照ページ】SFDR: Four Months After Its Introduction Article 8 and 9 Funds in Review 【参照ページ】Belarus: UK imposes significant new package of economic sanctions on Belarus on anniversary of fraudulent election 【参照ページ】Canada imposes additional sanctions on first anniversary of Belarus’s fraudulent presidential elections