ドイツ化学大手バイエルは1月12日、農業での持続可能な殺虫や除草の実現に向け、外部研究者向けの支援プログラム「Testing4Ag」を発表した。研究開発の知的財産権は、バイエルではなく、開発した研究者と当該研究者の所属機関に属する。
今回のプログラムは、研究開発分野のクラウドファンディング大手Haloとのパートナーシップで実現。世界中の研究者が、新規化学物質をバイエルに提出して試験を実施。殺虫や除草に効果的な効能を発見していく。バイエルのオープンイノベーション・プログラム「Open4Ag」の一環。
具体的には、植物の病原菌、雑草、昆虫・線虫の害虫やベクターに対する化合物の試験を、バイエルのコンピュータ・スクリーニングを実施した上で、表現型生物学的アッセイを行う。評価観点は、新規性、物理化学的特性、環境と人体の双方のサステナビリティ。サンプルは5mg以上の提出が求められるが、10mg以上だと詳細な分析が可能となる。