【国際】IPCC、第6次報告書のWG3報告書公表。エネルギー、不動産、輸送、農業で産業革命必要 2022/04/05最新ニュース

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は4月4日、IPCC第6次評価報告書(AR6)の第3作業部会(WG3)報告書(気候変動緩和)を公表した。WG2は3月21日から4月4日まで開催されたセッションで、加盟国195カ国全てが、WG3報告書を受諾するとともに、政策決定者向け要約(SPM)も承認した。

【参考】【国際】IPCC、第6次報告書のWG1報告書公表。2040年に1.5℃上昇。2100年に2m海面上昇のリスク(2021年8月10日)
【参考】【国際】IPCC、第6次報告書のWG2報告書公表。世界30億人以上が気候変動に脆弱。生態系重要(2022年3月2日)

 気候変動の緩和に向けては、2021年11月の第26回気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)の直前に各国の目標の引き上げが相次いだが、その時点での国別目標(NDC)を積み上げても、2030年の見通しでは、2100年までに気温が1.5℃を超えて上昇するペースにある。そのため、国際目標となっている1.5℃目標を達成するには、2030年以降に急速に削減する必要が出てくる。

 仮に2020年末までの政策水準で2100年を迎えた場合、…

Links