アパレル世界大手英バーバリーは8月11日、スコープ3を含むバリューチェーン全体での2040年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)目標で、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)からネットゼロ・スタンダードでの承認を得たと発表した。ラグジュアリー・アパレル業界では世界初。
今回承認された目標は、2040年までにスコープ1、スコープ2での排出量を2017年比95%以上、スコープ3での排出量を2019年比90%以上削減。残余排出量は、カーボンオフセットを活用する。スコープ1とスコープ2ではすでにカーボンニュートラルを達成しており、今後はスコープ3まで含めたオフセット前の排出量の削減がメインとなる。
中間目標では、2030年までにスコープ1、スコープ2の二酸化炭素排出量を2017年比95%削減、スコープ3での同排出量を2019年比46.2%削減すると宣言した。
【参照ページ】BURBERRY RECEIVES SBTI APPROVAL FOR NET-ZERO EMISSIONS TARGET