Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】パナソニック等3社、廃家電自動解体システム業界初開発。廃エアコン焦点

 パナソニック、パナソニック プロダクションエンジニアリング(PPE)、平林金属の3社は11月16日、廃家電自動解体システムを開発したと発表した。同システムでは業界初。使用済み家電製品を、投入から部品毎の解体まで一貫処理が可能。労働人口減少の加速に備え、手作業が多い解体作業の機械化を進める。

 今回のシステムでは、回収量の増加が見込まれるエアコン室外機に対象に設定。部品毎に解体品位を維持したまま、解体工程で最も時間を要する室外機カバーからコンプレッサー外しまでの工程を自動化することで、安定的・継続的な家電リサイクルを実現する。

 さらにパナソニックは11月14日、同社の電子レンジ製品等の製造・販売を行うパナソニック マニュファクチャリングイギリス(PMUK)で、純水素型燃料電池と太陽電池による100%再生可能エネルギー電力活用ソリューション「RE100ソリューション」の実証を2024年に開始するとも発表した。

 RE100ソリューションでは、最大250台まで連結可能な5kWタイプの純水素型燃料電池、太陽電池、バッテリーの3電池を連携制御することで、電力需要変化や天候による再生可能エネルギーの出力変化に伴う電力需給調整を実施。地産地消の分散型エネルギーパッケージで災害レジリエンスを高めるとともに、純水素型燃料電池の最適運転制御により、設備の長寿命化や無停電のメンテナンスも可能にする。

 PMUKの実証には、5kWタイプの純水素型燃料電池21台、太陽電池、蓄電池を新たに導入し、英カーディフの気象変化や電力事情に応じた電力需給運用を検証。電子レンジ工場の100%再生可能エネルギー転換を目指す。

【参照ページ】業界初投入から部品ごとの解体まで一貫処理可能な「廃家電自動解体システム」を開発
【参照ページ】英国自社工場でRE100ソリューション実現に向けた実証を2024年開始予定
【画像】パナソニック

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。