Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】OECD、大規模イベントの長期インパクト測定ガイド発行。2024パリ五輪が活用第1号

 経済協力開発機構(OECD)は9月21日、オリンピック・パラリンピック大会等の世界的イベントの長期的インパクトを測定するためのガイドを発行した。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック組織委員会(OCOG)が整理したものを、OECDとしてガイドに昇華し発行した。

 今回のガイドは2部構成。まず、スポーツ、文化、ビジネスの世界的イベントの環境、社会、経済インパクトの測定手法をまとめた「パート1」。そして、測定指標をまとめた「パート2」。測定メソドロジーを体系的に整理した点がユニーク。

 示されたコア指標では、経済インパクトでは、ネット経済インパクト、雇用創出、地元のサプライヤー、中小企業、社会企業への支出割合の3つ。社会インパクトでは、ターゲット群の参加率向上、ターゲット群の健康・ウェルビーイング向上割合、社会的支援が必要な群からのイベント参加増加率の3つ。環境インパクトでは、イベント全体でのカーボンフットプリント、埋立廃棄の回避率、ターゲット群の持続可能な行動変容に向けた向上率の3つを置いた。別途、追加指標も例示されている。

 今回のガイドは、2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会が、2024年の大会運営に適用し、最初の活用者になる予定。

【参照ページ】OECD issues independent guides to measure long-term impacts of global events such as the Olympic and Paralympic Games

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。