IT世界大手IBMは12月13日、慶應義塾大学、東京大学、延世大学、ソウル大学、シカゴ大学と協力し、日本、韓国、米国での量子コンピューター教育活動を支援すると発表した。今後10年間で最大4万人の学生を育成する予定。今後、各大学との協議を進める。
同社は、量子コンピューターを科学的ツールとして使用できる次世代の計算科学者を育成するため、大学とともに量子教育カリキュラムを開発する考え。また、教育者トレーニング、コース教材開発、メンターシップ、合同サマープログラム、交流プログラム、著名講演プログラム等も提供していく。物理学、コンピューターサイエンス、工学、数学、生命科学、化学棟、科学技術の幅広い分野の教育者向けの教材が含まれる可能性があるという。
【参考】【日本】東京大学とIBM、量子コンピューティング活用で協力。東大の複数施設でIBMのインフラ設置(2021年7月31日)
今回の発表とも関連し、延世大学は、2024年に韓国で初めてIBM Quantum System Oneを導入する予定。
【参照ページ】IBM and Top Universities to Advance Quantum Education for 40,000 Students in Japan, South Korea, and the United States
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