
フィンランド石油化学大手ネステは3月4日、持続可能な航空燃料(SAF)の使用で創出した二酸化炭素排出量削減分を「ブック&クレーム」型で顧客に販売するサービス「ネステ・インパクト」を開始したと発表した。
ネステ・インパクトは、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の航空ガイダンスに準拠。従来ジェット燃料比で二酸化炭素排出量が80%少ない同社のSAF「Neste MY Sustainable Aviation Fuel」の使用を保証する。
排出削減量は、第三者の検証に加え、ISCCのSAFクレジット・レジストリを通じ追加検証される。これにより企業は、科学的根拠に基づく削減目標に向け、削減量を信頼できる形で報告できる。
航空会社は、国際民間航空機関(ICAO)の規制や、各国の国内法規制により、SAF使用が義務付けられることもある。ネステ・インパクトは、各規制に基づく義務履行の目的で使用できるかは、各規制の規定による。ネステ・インパクトは、各規制の義務を満たすためでなく、自発的に排出量を削減した航空会社等に向けて開発された。
【参照ページ】Neste launches its Neste Impact solution for businesses to reduce their aviation emissions with sustainable aviation fuel
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