
日清食品ホールディングスは2月29日、同社製品の栄養価の独自スコアリングを行う栄養プロファイリングシステム「NISSIN-NPS(NISSIN Nutrient Profiling System)」を開発し、2月から運用を開始したと発表した。
同社は、オーバーカロリーによる肥満、貧困や不適切なダイエットによる栄養失調等、過栄養と低栄養の問題が世界中で並存していることを課題視。今回のアクションに至った。
NISSIN-NPSは、国際的な栄養インデックス「ATNI(栄養アクセス・インデックス)」でも活用されている世界的に有名なオーストラリアの評価指標Health Star Rating(HSR)に準拠して作成。飽和脂肪酸、ナトリウム等の過剰摂取を避けるべき栄養素や、たんぱく質、食物繊維等の摂取が推奨される栄養素の含有量に基づき、製品の栄養価をスコア化した。
またNISSIN-NPSでは、HSRでスコア算出に使用されないビタミンやミネラルも評価対象に加え、スコアに反映。同社製品の栄養価をスコア化することで、製品の栄養価を共通の基準で評価、比較可能にする他、製品の栄養面での改善状況を定量的に把握できるようにする。
【参照ページ】製品の栄養価をスコア化する栄養プロファイリングシステム「NISSIN-NPS」の運用を日清食品ホールディングスが開始
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