
欧州自動車大手ステランティスと米カリフォルニア州大気資源局(CARB)は3月19日、米国での温室効果ガス排出量削減に向け、パートナーシップを締結したと発表した。
同社は、2038年までにスコープ3を含めたカーボンニュートラル、2030年に二酸化炭素排出量を2021年比で50%削減することも目標として掲げている。今回のアクションもその一環。
【参考】【国際】ステランティス、2038年スコープ3含むカーボンニュートラル目標発表。EVバッテリー生産拡大4兆円(2022年3月22日)
同社は今後、米国の消費者やディーラーに向け、電気自動車(EV)の便益に関する啓発を行い、EV転換への継続コミットメントを強化すると宣言。米EV推進NGOのVelozとの協働や、公共スペースへのEV充電スタンド設置に向けた1,000万米ドル(約15億円)の追加拠出等も進める。
同社は現在、プラグインハイブリッド車(PHV)で「Jeep Wrangler 4xe」「Jeep Grand Cherokee 4xe」「Chrysler Pacifica Hybrid」「Dodge Hornet」「Alfa Romeo Tonale」の5車種、電気自動車(EV)では「FIAT 500e」「Ram ProMaster EV」の2車種を展開。米国で新型EVを8車種投入し、世界全体では2024年末までにEVを48車種投入する。
【参照ページ】Stellantis and California Partner to Drive Carbon Emissions Reduction Efforts
【画像】Stellantis
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