Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】キリンビール等5社、ビール工場でのグリーン水素へ一部転換で協働。蒸気ボイラー用燃料

【日本】キリンビール等5社、ビール工場でのグリーン水素へ一部転換で協働。蒸気ボイラー用燃料 1

 キリンホールディングス傘下のキリンビール等5社は2月7日、同社北海道千歳工場で使用する蒸気ボイラー用燃料の一部を化石燃料からグリーン水素へ転換し、ビール製造工程にグリーン水素由来蒸気を活用する実証を2026年6月より開始予定と発表した。

 今回のアクションは、キリンビール、三菱商事、三菱商事クリーンエナジーが出資・運営するMCKBエネルギーサービス、高砂熱学工業、三浦工業の5社で協働。キリンビールは、各社と連携して、ビール工場におけるグリーン水素由来蒸気を利用、三菱商事は水素供給に関する商務面および事業組成の取りまとめ、MCKBエネルギーサービスは、三浦工業製の水素燃料ボイラを活用した水素由来蒸気の製造・供給、高砂熱学は、水素製造装置の納品・設置、太陽光発電・水素供給設備の設計・施工、竣工後の水素設備保守業務等、三浦工業は、水素燃料ボイラの設計・製造・納品・メンテナンスを担う。また三菱商事と高砂熱学の合同会社MTグリーンエネルギーが、水素製造設備を運転・維持管理し、水素の製造・供給を行う。

 今回の実証では、麦汁煮沸などの加温工程で大量の蒸気を使用するビール製造で、蒸気を製造するボイラー用燃料の一部を都市ガスからグリーン水素に切り替える。年間最大約23%の熱需要を水素に転換することで、温室効果ガス排出量を年間約464t削減できる見込み。2025年4月に工事着工、2026年6月より設備を稼働予定。実証期間は10年を予定している。

【参照ページ】キリンビール北海道千歳工場にて、2026年6月より化石燃料からグリーン水素へエネルギーを転換する実証事業を開始
【画像】キリンホールディングス

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。