
フィンランド石油化学大手ネステは4月9日、オランダ・ロッテルダム製油所で持続可能な航空燃料(SAF)の生産を開始したと発表した。生産能力は年量最大50万t。同社のSAF生産能力は合計年間150万tに拡大した。
同社は、すでに、フィンランドのポルヴォー、シンガポール、オランダ・ロッテルダムの3拠点で再生可能燃料を製造。バイオディーゼル「Neste MY Renewable Diesel」やSAF「Neste MY Sustainable Aviation Fuel」」を提供している。バイオディーゼルでは、温室効果ガス排出量を最大90%削減、SAFでは、同排出量を最大80%削減可能。
同社は今後、同製油所に戦略的成長に向けた継続投資を行う。同製油所全体の生産能力を270万tに拡大し、世界最大のバイオディーゼルとSAFの生産施設とする計画。2027年に設備増強が完了する予定であり、同社全体の再生可能燃料の生産能力を680万t、SAFの生産能力を220万tへ拡大する。
【参照ページ】Neste started producing sustainable aviation fuel (SAF) at its renewables refinery in Rotterdam, the Netherlands
【画像】ネステ
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