Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】ブリティッシュ・エアウェイズ、エコセレスとSAF供給契約を締結。GHG排出量40万t削減

【イギリス】ブリティッシュ・エアウェイズ、エコセレスとSAF供給契約を締結。GHG排出量40万t削減 1

 香港の再生可能燃料製造エコセレスは6月30日、航空世界大手英インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)傘下のブリティッシュ・エアウェイズと、持続可能な航空燃料(SAF)の複数年供給契約を締結したと発表した。

 IAGは、2030年までに消費燃料の10%をSAFに転換する目標を設定。2025年4月には、IT世界大手米マイクロソフトと2023年に締結した持続可能な航空燃料(SAF)の共同購入契約を5年間延長することを発表していた。ブリティッシュ・エアウェイズは2024年末に総燃料の2.7%をSAFで賄っている。

【参考】【国際】IAGとマイクロソフト、SAF共同購入を5年延長。合計5.47万トン。産業創出サポート(2025年4月13日)

 今回の合意により、ブリティッシュ・エアウェイズは従来燃料と比較して温室効果ガス排出量を40万t削減できる見込み。エコセレスが供給するSAFは使用済み食用油(UCO)等の100%廃棄物由来のバイオマス原料から製造され、従来のジェット燃料と比較して温室効果ガス排出量を最大80%削減することが可能。

 同社は、SAFの他に、植物油や廃食油と水素を高温高圧で反応(水素化処理)させた合成燃料であるHVO(水素化処理植物油)、農業廃棄物等を原料としたセルロースエタノール(CE)、再生可能ナフサを生産。EUの再生可能エネルギー指令(RED)に対応しつつ、ISCC認証を取得している。

【参照ページ】EcoCeres Secures Sustainable Aviation Fuel Contract with British Airways to Help Reduce Carbon Emissions

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。