
パナソニックホールディングス傘下のパナソニックは8月18日、バッテリー等の低圧機器の制御によるエネルギー利用最適化を図るエネルギーマネジメントの実証を首都圏で開始すると発表した。ENEOSホールディングス傘下のENEOS Powerと協働する。エネルギー安定供給と脱炭素社会の実現を狙う。
今回の実証では、ENEOS太陽光買取サービスを契約中の一般家庭やオフィスビル等法人の顧客を対象に、パナソニック製バッテリーとHEMS/BEMS設備を設置し、バッテリー、ヒートポンプ給湯機、空調機器等の遠隔制御を実施する。
具体的には、バッテリーの充放電等を独自アルゴリズムを用いて制御。太陽光発電電力の自家消費最大化による再生可能エネルギー利用率向上を目指す。また、エネルギーコスト削減と電力市場取引による収益性検証及びオペレーション確認も行う。
両社は今後、同実証で得た知見とデータを計測や制御技術と組み合わせ、小売電気事業者に対するソリューションを展開するしていく考え。
【参照ページ】蓄電池等を活用したエネルギーマネジメント実証実験を開始
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
ログインする
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら