【国際】インテル、水消費量100%の水源保全を達成。コロナ禍でも気候変動対策止めず
半導体世界大手米インテルは4月22日、新型コロナウイルス・パンデミックの状況下でも、気候変動対策を止めずに進めると表明。その一環として、2017年に設定した水消費量と同量の水源保全を実現したと発表した。10億ガロン(38億l)の水源を還元したことになる。 インテルは今回、 (さらに…)
半導体世界大手米インテルは4月22日、新型コロナウイルス・パンデミックの状況下でも、気候変動対策を止めずに進めると表明。その一環として、2017年に設定した水消費量と同量の水源保全を実現したと発表した。10億ガロン(38億l)の水源を還元したことになる。 インテルは今回、 (さらに…)
米ESG投資分野アドボカシーNGOのCeresは3月20日、水関連の金融リスク対応のため、新たにタスクフォース「Valuing Water Finance Task Force」を発足すると発表した。大手機関投資家が多数加盟した。気候変動に続き、水リスクについても投資家間の議論が活発化してきた。 発足メンバーとして加わった機関投資家は、 (さらに…)
グローバル企業7社のCEOは3月23日、2050年までに事業での水資源インパクトをポジティブにすることをコミットするイニシアチブ「Water Resilience Coalition」を発足した。発足時には他に4社が加盟し、今後も加盟企業の増加が予想される。 今回のイニシアチブの創業企業は、 (さらに…)
米環境サービス大手Ecolabは1月30日、水資源関連企業向けの水リスク評価ツール「Water Risk Monetizer」をアップデートしたと発表した。改修には、マイクロソフトとTrucostが協力。最新の水リスク・データを盛り込んだ。 同ツールは、 (さらに…)
環境シンクタンクの国際水管理研究(IWMI)とグローバル水適応アライアンス(AGWA)は12月5日、気候変動適応と水資源の関係を分析したレポート「Water Background Paper」を公表した。気候変動が水資源に与える影響を明らかにした上で、気候変動適応における水資源管理の重要性を指摘。気候変動関係者と水資源マネジメント関係者の協働不可欠とした。 今回のレポートは、気候変動適応分野の国際機関、適応グローバル委員会(GCA [...]
サステナビリティ分野の国際アドボカシーNGOのCeresは9月12日、食品世界大手企業に水資源の効率的利用を呼びかけるレポート「Feeding Ourselves Thirsty: Tracking Food Company Progress Toward a Water-Smart Future」を発表し、米国企業を中心に世界大手42社の水資源利用に関するランキングを発表した。食品業界は世界全体で5兆米ドル規模。気候変動の影響によ [...]
企業に気候変動情報開示を求める国際的な機関投資家イニシアチブでNGOのCDPは8月29日、都市の水管理に関する新たな報告書「Who’s tackling urban water challenges」を発表し、都市の水管理分野では95億米ドル(約1兆円)の顕在化した投資需要があると報告した。同報告書の作成にあたり、インフラ世界大手AECOMが協力、ブルームバーグ・フィランソロピーが資金提供した。 同報告書は、世界569都市と1,4 [...]
バーチャル・ウォーター(仮想水)とは、食料や畜産物を輸入する消費国が、自国でそれらを生産すると仮定した時に必要となる水の量を推定したものです。これは、食料や畜産物の輸入を、水を輸入していることと同様と捉えます。ロンドン大学東洋アフリカ学科(SOAS)名誉教授のアンソニー・アラン氏により提唱されました。 例として環境省によると、1kgのトウモロコシを生産するために必要な灌漑用水は1,800リットル。さらに牛はトウモロコシなどの穀物を [...]
地球は本当に水の惑星? 「水の惑星」と呼ばれる地球。地球の表面の3分の2は水で覆われており、約14億立方キロメートルの水があると言われています。一見、潤沢にありそうにみえる水。しかし水資源は今、希少資源として呼ばれるまでになっています。背景にあるのは、人間の生活様式の変化です。生活に欠かせない水。その水の希少資源化は私たちの生活に今後どのような影響を与えていくのでしょうか。 地球の水のうち、水資源はわずか0.01% (出所:国土交通省 [...]