
英政府の炭素回収・利用・貯留(CCUS)検討委員会「CCUS Cost Challenge Taskforce」は7月19日、CCUS技術の実用化に向けコスト削減を図るための提言をまとめたレポートを発表した。英政府は2030年代にCCUSを大規模に導入する政策を立てており、今年1月にCCUS Cost Challenge Taskforceを設立。今年夏までにレポートを作成するよう求めていた。
CCUS Cost Challenge Taskforceは、英法律事務所大手リンクレーターズのパートナーが議長に就任し、エネルギー大手、重工業大手、金融大手、政府関係者、NGO、大学教授、国際機関等約60人で構成。今回、政府に向け16の提言をまとめた。
CCUSを管掌しているビジネス・エネルギー・産業戦略省のエネルギー・クリーン成長担当大臣は、CCUS Cost Challenge Taskforceに対し、CCUSの未来を検討する上で、政府の「クリーン成長戦略」に基づき3つ注文を付けた。内容は、…
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