ファミリーマートは、弁当等に用いるプラスチック容器について、複数の商品容器を共通化することで容器の品目数を削減する。日刊工業新聞が9月12日報じた。同社は過去1年間で従来200種類弱あった容器をすでに約3割削減。今後さらに削減する。
ファミリマートは従来、商品開発と同時に新たな容器も開発。そのため容器の品目数が増加し、生産や流通プロセスでの廃棄ロスや在庫コストが増加していた。今回、品目数を減らすことで、環境負荷とコストを同時に削減することを狙う。弁当では、丼ものやスパゲティ等で共通容器を導入し、品目数を減らした。6月からは、ファストフード向けの包材やトマトケチャップやソース等の共通容器化にも取り組んでいるという。
同社は他にも、サラダ商品にとうもろこし由来のバイオプラスチック容器を導入。2014年2月からは、弁当等の商品全体をラップする「フルシュリンク包装」に替え、容器とフタの結合部分にのみフィルムを装着する「サイドシュリンク包装」を導入し、プラスチック利用量の削減にも取り組んでいる。
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