中国動画共有アプリ大手ByteDance(字節跳動)は12月4日、同社のアプリ「TikTok(抖音)」で、障がい者、LGBT、肥満のユーザーの投稿が閲覧されにくいように規制していたことを認め、「無遠慮な」方針を撤回したと発表した。同社は、「いじめ防止」として特定ユーザーを判別し、投稿が他のユーザーから見られにくいアルゴリズムを導入していた。仏AFP通信が12月5日、報じた。
報道によると、自閉症やダウン症、顔に傷害があるユーザーの投稿は、他のユーザーからは見られないようになっていた。また、LGBTや肥満のユーザーは、「特別ユーザー」として扱われ、他のユーザーから見られにくくなっていた。
TikTokは、いじめ防止のため、別の手法での対策を行っていくと語った。
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