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【EU】欧州委員会、2018年の海洋経済規模は90兆円。GVA当たりのCO2排出量は29%減

 欧州委員会は6月11日、EUの海洋及び沿岸に関する経済動向をまとめた報告書「EUブルー・エコノミー報告書2020」を発行した。2018年のEUの海洋経済の市場規模は7,500億ユーロ(約90兆円)。就業者数は500万人で前年よりも11.6%増加した。

 海洋経済の中でも、沿岸および海洋での観光、漁業、養殖等の分野は、新型コロナウイルス・パンデミックにより、深刻な打撃を受けている。しかし、海洋経済全体は、グリーンリカバリーでの大きな可能性を秘めている。特に、海洋再生可能エネルギーのポテンシャルは大きく、海洋エネルギー技術分野の世界的リーダーであるEUは、2050年までに使用電力の最大35%を海洋での発電で賄う計画。

 今回の報告書では初めて、海洋経済の環境的側面についても詳述した。2009年から2017年の間に、粗付加価値(GVA)当たりの二酸化炭素排出量が29%減少し、二酸化炭素増加伴わない漁業と養殖業の成長のあり方も見えた。さらに持続可能な漁業は経済パフォーマンス向上には正の相関関係があることも強調した。同期間には雇用創出効果も発揮し、とりわけ洋上風力発電分野の雇用は9倍に増加した。

 同レポートでは、海洋での生態系サービスの状況にも触れた。具体的には、海洋生物の生息場所、炭素隔離、気候変動や生物多様性に影響を与えるプロセス等を記載した。

 これらの結果は、EUの海洋経済が、2008年頃からのリーマンショックの余波を克服したことを伝えている。但し、新型コロナウイルス・パンデミックによる損害は、海洋経済を含むすべての経済セクターに影響を及ぼしている。欧州委員会は早急に大胆な対策を講じていく考え。

【参照ページ】2020 Blue Economy Report: Blue sectors contribute to the recovery and pave way for EU Green Deal

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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