英リシ・スナック財相は11月9日、2021年にグリーンボンド国債を発行する移行を表明した。また同時に、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに基づく情報開示の義務化、英国証券取引所での上場基準や情報開示ルールの見直し等による気候変動ルールの強化、並びに中央銀行での暗号資産(仮想通貨)活用の議論を主導していく考えを表明した。
英国政府は、すでに2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を実現することを法定化しており、今回のグリーンボンド国債の発行は、英国内でのグリーンボンド市場の活性化策とも位置づけた。
【参考】【イギリス】機関投資家30団体1400兆円、政府にグリーンボンド国債発行を提言。グリーンリカバリー推進(2020年10月8日)
TCFDの義務化については、…
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