フィンランド林業大手UPMキュンメネ傘下の包装ラベル製造子会社UPM Raflatacと、フィンランド家庭用品製造オルテックスは11月24日、海洋プラスチックごみを回収し、家庭用品と製品ラベルで再生プラスチックとして活用するアクションで協働すると発表した。製品ラベル原料では、環境NGOのZero Plastic Oceans(ZPO)提供の再生素材認証を、最終製品ラベルではISCC PLUS認証を取得する。
オルテックスは、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、その他北欧諸国、英国の港で古い漁網やロープを回収。回収後には、分別・洗浄・破砕され、バケツ、洗面器、水かき製品等としてリサイクルされる。二酸化炭素排出量は、バージンプラスチック比で94%削減できる。
またUPM Raflatacは別途、石油化学世界大手サウジ基礎産業公社(SABIC)やマレーシアのリサイクル企業HHI等とも協働し、製品ラベルのケミカルリサイクルを行うアクションも発表済み。
【参考】【国際】SABIC、海洋プラ再生PPがUPM Raflatacに包装ラベルで世界初採用。サーキュラー(2022年6月13日)
【参照ページ】UPM Raflatac and Orthex collaborate to make household products from plastics that could otherwise end up in the ocean
【画像】UPM
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