Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】SBTi、5月1日から改訂基準適用。FLAG(森林・土地・農業)目標設定要件が追加

 科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は5月1日から、改訂承認基準の適用が開始。申請フォーマットが変更となる。5月1日、古いフォーマットでの申請は却下となる。

 新基準では、FLAG(森林・土地・農業)に関連する企業は、通常の排出量削減目標に加え、FLAG(森林・土地・農業)に関する追加情報を提出することが義務化される。FLAG目標単体での承認は実施していない。FLAG目標を含めた承認では、追加で7,500米ドル(約100万円)の申請費用がかかる。

【参考】【国際】食料・農業向けの脱炭素目標設定ルールが登場。SBTiは事業者向け、B4ICAは銀行向け(2022年12月3日)

 FLAG目標設定が課せられる企業は、まず、木材・紙パルプ、農業、動物資源、食品・飲料加工、食品小売、たばこの業界に属する企業。さらに、スコープ1、2、3での排出量のうちFLAG関連が20%を超える企業も対象となる。但し、従業員500人未満の企業は免除される。

 FLAG目標の基準は、1.5℃目標承認とネットゼロ・スタンダードでの承認の双方に適用される。

 5月1日からは、国連経済社会局(UNDESA)が発展途上国と認定している国に本社があり、年間売上が10億米ドル未満の企業は、申請費用が免除される。但し、金融機関は免除の対象外。

【参照ページ】Target Submission Updates Effective from May 1st

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。