
アブダビ国営石油会社(ANDOC)と米カーボンリサイクルLanzaTechは5月10日、カーボンリサイクルでの廃ガスからエタノール等の化学中間体を生産するガス発酵技術の開発を共同検討すると発表した。
LanzaTechは、石油・ガス施設や工場で回収した炭素を、微生物を活用して、炭化水素を生成。アパレル製品や、洗濯用洗剤の原料の他、持続可能な航空燃料(SAF)の生産も手掛けている。
LanzaTechは今回、ANDOCとの協働で、一酸化炭素、水素、二酸化炭素等の廃ガスを原料とし、SAFやエタノール、アセトン、イソプロパノール等を生産するガス発酵プロセスの開発を進める。これにより、ANDOCの二酸化炭素排出量削減にもつなげる。
またADNOCは5月11日、エネルギー関連のカーボンニュートラル化に資する技術を有するスタートアップ企業のインキュベーション・プログラム「Decarbonization Technology Challenge」も発表した。優勝者には、ADNOCから最大100万米ドル(約1.4億円)の出資機会が与えられる。
同プログラムは、IT世界大手米アマゾン傘下のAmazon Web Services(AWS)、エネルギー世界大手英BP、アラブ首長国連邦(UAE)のアクセラレーションプログラム「Hub71」、英ネットゼロ・テクノロジーセンターが運営を支援。炭素回収・利用・貯留(CCUS)、新エネルギー、石油・ガス関連の二酸化炭素排出量削減技術、カーボンニュートラルに向けたデジタル・アプリケーション、先端材料、自然を軸としたソリューション(NbS)等の技術を有する企業を募る。
【参照ページ】ADNOC, LanzaTech Enter Strategic Partnership to Explore Biotechnology Solutions for Decarbonization of Fuels and Chemicals
【参照ページ】ADNOC Launches $1 Million Decarbonization Technology Challenge
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