米大統領府(ホワイトハウス)は2月8日、栄養課題への対処で、米国の主要なスポーツリーグとのパートナーシップを発表した。スポーツ界の影響力を活用し、栄養アジェンダを普及させていく。
バイデン政権は2022年、「飢餓、栄養、健康に関するホワイトハウス会議」を50年ぶりに開催。2030年までに飢餓をなくし、食事に関連する疾病を減らすという野心的な目標を達成するための国家戦略も発表した。同目標の達成に向け、バイデン政権は2023年、「飢餓をなくし、健康的なコミュニティを築くためのホワイトハウス・チャレンジ」を立ち上げ、幅広いステークホルダーに大胆なコミットメントを求める全国的な呼びかけを実施した。
今回発表されたスポーツ界とのパートナーシップは、その一環。従来、スポーツ界との連携では、運動や健康の文脈では実施されてきたが、栄養については軽視されてきた。そのため今回、栄養に関する発信と教育をスポーツ界との連携に埋め込んでいく。
今回パートナーシップを締結したのは、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)、メジャーリーグベースボール(MLB)、全米バスケットボール協会(NBA)、全米女子バスケットボール協会(WNBA)、メジャーリーグ・サッカー(MLS)、全米女子サッカーリーグ(NWSL)、PGAツアー、メジャーリーグ選手会(MLBPA)、メジャーリーグ・サッカー選手会(MLSPA)、ユナイテッド・サッカー・リーグ選手会(USLPA)、全米女子サッカーリーグ選手会(NWSLPA)、ナショナル・ホッケー・リーグ選手会(NHLPA)。
【参照ページ】FACT SHEET: The Biden-Harris Administration Announces Historic Partnership with Major Sports Leagues and Players Unions
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