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【EU】EU理事会と欧州議会、玩具安全性規則案で政治的合意。PFAS禁止等

 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会とEU下院の役割を担う欧州議会は4月11日、玩具安全性規則案で政治的合意に達した。今後、双方での立法手続に入る。PFAS等の使用を禁止する。

 EUでは2009年、EU域内で販売される玩具への安全性要件を定めた玩具安全性指令が成立している。しかし、欧州委員会は2023年、現行のEU指令には課題が多く。有害化学物質リスクから保護するレベルを引き上げるため、EU法が直接加盟国に適用されるEU規則の形に改正する案を提示していた。

 現行の玩具安全性指令では、発癌性・変異原性・生殖毒性(CRM)物質の使用を禁止しているが、今回のEU規則では、さらに、PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)、ビスフェノール類の一部を追加。また内分泌系撹乱物質や呼吸器系に影響を与える化学物質、皮膚アレルギーを引き起こす可能性のある化学物質、特定の臓器に毒性のある化学物質の使用も禁止される。アレルギー性のある香料も、36カ月未満の子供用玩具と口に入れる玩具では禁止される。

 また、玩具にもデジタル製品パスポート(DPP)制度を義務化。輸入事業者に対しては、オンラインで販売される玩具を含め、EUの国境でデジタル製品パスポートを提出することも必須となる。これにより、Eコマースでの玩具販売に関しても、同EU規則が適用されることを明確化。さらに、フルフィルメント・サービス・プロバイダー(玩具の保管、包装、発送を担当する企業)にも、同EU規則上の義務が適用されることも明確化された。

 玩具の安全性評価も強化された。メーカーは、玩具の上市前に、化学的、物理的、機械的、電気的なすべての潜在的危険性について安全性評価を実施しなければならなくなる。評価では、玩具の可燃性、衛生、放射能のテストも必須。適切な場合には、デジタル玩具が子どもの精神的リスクについても評価することとなった。

 同EU規則は、欧州議会とEU理事会での可決後、官報に掲載されてから20日後に発効する予定。実際の適用期限は54ヶ月以内に設定される。

【参照ページ】New rules for safer toys in the EU 【参照ページ】Toy safety: deal on new measures to protect children’s health

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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