
米エネルギー省は8月13日、二酸化炭素除去除去(CDR)のネガティブエミッション技術(NET)開発促進で、新たに最大5,440万米ドル(約80億円)の補助金拠出を発表した。6つの重要技術分野を特定し、公募を募る。
今回特定した技術分野は、
- 反応性炭素回収:発電所や工場での二酸化炭素回収技術の開発。回収媒体からの二酸化炭素放出段階は含まない。
- 天然ガスコンバインドサイクル(NGCC)発電所向けの革新的炭素補足技術のエンジニアリングスケール試験:実際の排ガス条件下で試験を行い、炭素回収効率95%以上とCO2純度95%を達成するとともに、回収コストの30%削減を目標として設定。
- 工場に設置する可搬式システムでの転換型炭素捕捉技術のエンジニアリング・スケール試験:石油精製所、石油化学工場、セメント・石灰工場、パルプ工場、鉄鋼工場、ガラス工場等、さまざまな場所で実施された革新的技術のポータブル・システムの開発とテスト。
- 国内の既存NGCC発電所における炭素回収システムの予備フロントエンド・エンジニアリング設計(Pre-FEED)研究:既存のNGCC発電所またはNGCC発電を採用する熱電併給施設における商業規模の先進的炭素回収システムのPre-FEED調査。
- 石炭、石炭/バイオマス混合、天然ガスを原料とする水素製造施設における炭素回収システムのための事前FEED調査。石炭、石炭/バイオマス混合物/都市固形廃棄物/非リサイクルプラスチック、天然ガスを原料とする新規または既存の水素製造施設において、少なくとも95%の捕捉効率で二酸化炭素を分離する商業規模の炭素捕捉システムを推進するための研究。ブルー水素での炭素回収技術。
- 二酸化炭素輸送インフラの強化:マルチモーダル輸送施設の事前FEED調査。地域や国の輸送ネットワークを横断して輸送でき、実行可能で戦略的に適応可能な複合輸送インフラの開発を支援する研究。
【参照ページ】DOE Announces $54.4 Million to Expand Portfolio of Carbon Management Technologies to Reduce Carbon Emissions
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