
中国のハードウェア製造業世界大手レノボは9月2日、新たに設定した2030年までの二酸化炭素排出量削減目標を発表した。同目標は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)承認済み。
同社はこれまで、米国や中国での再生可能エネルギー導入、再生可能エネルギー関連コモディティの購入等を実施。2019年度には、2010年に設定した40%削減目標を上回り、スコープ1とスコープ2の二酸炭素排出量を2010年比で92%削減した。
さらなる目標として、2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)実現を標榜。まずは、2030年までの目標として、スコープ1とスコープ2で2019年比50%削減、スコープ3で同25%削減を設定した。特に「販売製品の利用」「商品・サービス購入」「輸送」の3分野の二酸化炭素排出量削減に注力する。
同社は、2019年のCDP気候変動で「A-」を取得。同社は他にも、障害者雇用を推進する国際イニシアチブ「Valuable500」への加盟や、66品目でリサイクルした再生素材を活用する等、ESG全般のレベルも上げてきている。
【参照ページ】Lenovo Announces New Ambitious Science-Based Targets, Achieves 10-Year Climate Milestone
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