Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本・中国】海洋プラの共同調査実施。研究者間の情報交換が目的。中国は精度の高い手法も採用

 環境省は11月8日、10月に実施した海洋プラスチックごみの実態に関する日中共同調査の結果を発表した。漂流ごみの採取双方について、日中双方での手法を確認したところ、日本側は目視での調査のみだったが、中国側は目視に加えサンプリングネット調査も実施しており、中国側の方が詳細な調査を行っている実態がわかった。

 今回の共同調査は、5月に開催された第11回日中高級事務レベル海洋協議での合意に基づくもの。初回の今回は、中国・黄海で日本側と中国側から大学等の研究者が複数名参加し、合同で調査を実施。情報交換を行った。

 結果、漂流ごみの調査では、前述の通り違いがあったが、漂流マイクロプラスチックの採取方法では、日中間で大きな違いはなかった。但し、中国の方が、波が高い状況でもサンプリングネットが安定する工夫がなされていた。

 また、中国側から参加した東中国師範大学では分析機器を取り揃え、世界各国の研究者が利用していることや、東南アジアから多くの研修を受け入れているとのこともわかった。

 今後、調査手法を調和することが重要であることや、そのために引き続き情報交換を行っていることが重要であることが共有された。

【参照ページ】海洋プラスチックごみの実態に関する日中共同調査の結果について

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。