サステナビリティ推進NGOの持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)と水・衛生アクセス向上のための国際イニシアチブ「WASH4Work」は5月19日、職場での水・衛生アクセス整備をコミットする誓約「WASH Pledge」を発表。すでに先進国だけでなく新興国の企業も含め多数が署名した。
今日、世界には安全な飲料水にアクセスできない人が7億8,500万人おり、安全が十分に確立されていない水で生活している人がさらに22億人もいる。衛生サービスにアクセスできない人は42億人もいる。水・衛生の分野では、1米ドルを整備に支出すれば、4.3米ドルの事後コストを下げられるとも試算されている。さらに新型コロナウイルス・パンデミックにより、衛生な手洗い環境の整備は感染症対策でも極めて重要なことが浮き彫りとなった。
今回の誓約は、…
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