IT世界大手米マイクロソフト、コンサルティング大手アクセンチュアは2月24日、両社の合弁会社アバナードと協働し、英国の低炭素社会への移行の加速と発表した。3社は、人工知能(AI)やでデジタル人材、公開データを活用し、英国での電力企業のエネルギーシステムの変革や、電力の再生可能エネルギー移行を支援する。
3社は、スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)の再生可能エネルギー子会社SSE Renewablesに対し、マイクロソフトの仮想サーバー「マイクロソフトアジュール」導入を推進。大規模かつ迅速な人工知能(AI)活用やデータ可視化、分析等を可能にし、再生可能エネルギー発電の信頼性確保と耐用年数の長期化を促進する。また、人工知能(AI)は、風力発電所による生態系への影響低減にも活用する。
電力企業の脱炭素化支援では、再生可能エネルギーのコストを最大25%削減。洋上風力発電のライフタイムコストについても、人工知能(AI)やドローンによる遠隔検査で削減可能だという。原子力については、継続的に効果的に活用できるようにする。
また、ネットワークの設計、構築、運用への革新的なアプローチを通じ、2025年までにカーボンニュートラル達成するための効率的な電力需給マッチングを提供。電力需要増に伴う企業のコストを20%削減する。
【参照ページ】Accenture and Microsoft Collaborate to Help Accelerate U.K.’s Transition to Net-Zero Carbon Emissions
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