
IT世界大手アルファベット傘下のグーグルは4月16日、YouTubeの利用規約に違反するサードパーティ製アプリ、特に広告ブロッッカーに対する取り締まりを強化すると発表した。
YouTubeは、すでに2023年5月頃から広告ブロッカーの使用を防止する試験を開始しテストを開始。視聴者が広告ブロッカーをオフにしないまま動画を3本視聴した場合にアクセスを遮断した。同10月頃からは本格的に防止措置を導入したようで、ユーザー側にも大きな影響が出始めていた。規約に基づき広告表示をオフにするには、有料サブスクリプションサービスに加入するしかない。
今回の発表では、サードパーティアプリを使用している視聴者は、バッファリングの問題を経験したり、動画を見ようとしたときに「次のコンテンツはこのアプリでは利用できません」というエラーが表示されることがあるという。また、「APIサービス利用規約に従っている場合にのみ、サードパーティ製アプリに APIの使用を許可している」と明言し、規約に違反するアプリを発見した場合、適切な措置を講じる表明。Adblock Plus等の広告ブロッカーを牽制した。
【参照ページ】Enforcement on Third Party Apps
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
ログインする
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら