
欧州委員会で4月29日、アップルの「iPadOS」をデジタル市場法(DMA)に基づく「ゲートキーパー」に指定した。これまでアップルのサービスでは「iOS」「Safari」「App Store」の3つが指定されており、今回の決定で合計4つとなった。
【参考】【EU】欧州委、デジタル市場法「ゲートキーパー」を最終決定。6社指定。サムスンは外れる(2023年9月7日)
【参考】【EU】欧州委、アップルとマイクロソフトの4サービスをデジタル市場法ゲートキーパーから指定除外(2024年2月15日)
【参考】【EU】デジタル市場法(DMA)のゲートキーパー規制発動。2社追加検討も(2024年3月10日)
欧州委員会は2023年9月に「ゲートキーパー」を決定した際、iPadに対しても指定検討の市場調査を開始すると表明していた。今回、アップルのビジネスユーザー数はDMAの量的基準値を11倍も上回っているが、エンドユーザー数は基準値に近く、近い将来増加すると予測。その上で、エンドユーザーはiPadOSにロックインされており、同社の大規模なエコシステムを通じ、エンドユーザーがタブレット端末用の他のOSに乗り換えることを抑制していると判断した。また、ビジネスユーザーでも、エコシステム等によりiPadOSにロックインされているとした。
今回の決定を受け、アップルはiPadOSに関しても、6ヶ月以内にDMAの義務を完全に遵守しなければならない。
DMAでは、他に、3月1日にBooking.com、X、ByteDance(字節跳動)についても市場調査を開始しており、5月13日までに判定する予定。また、3月25日には、DMA違反の疑いで、アルファベット、アップル、メタへの正式調査を開始している。
【参考】【EU】欧州委、アルファベット、アップル、メタの正式調査開始。DMA違反疑い。罰金最大売上10%(2024年3月26日)
【参照ページ】Commission designates Apple's iPadOS under the Digital Markets Act
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