
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は6月28日、2024年1月以降、TNFDアダプターが30%(96社)増加したと発表した。同時にセクター別ガイダンスも発行した。
【参考】【国際】TNFDアダプターが320社突破。時価総額合計4兆ドル。日本企業は80(2024年1月20日)
今回の発表で、TNFDアダプターは全体で416社となった。時価総額の総額は6兆米ドル。国・地域別アダプター数は、日本が首位の109社。英国58社、フランスと台湾20社、米国17社、オーストラリア14社、コロンビア11社、オランダ、フィンランド、スイスが10社、香港、ノルウェー、スペイン、スウェーデンが9社、カナダ8社、インドとシンガポールが7社、ドイツ6社、韓国とデンマークが5社、中国とケニアが4社。
金融機関のアダプターは、AP2、AP7、仏郵政公社、リーガル&ゼネラル、アクサ、シュローダー、Robeco、Mirova、カンドリアム、フィデリティ・インターナショナル、フェデレーテッド・ハーミーズ、Generation Investment Management、Impax Asset Management、バンク・オブ・アメリカ、UBS、クレディ・アグリコル、スタンダードチャータード、ラボバンク、コメルツ銀行、PKA、國泰金控、中國信託金控、玉山金控、新光金控、元大金控、韓国中小企業銀行、ハンファ生命保険、SK証券、大華銀行(UOB)等。日本では三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、みずほフィナンシャルグループ、農林中央金庫、かんぽ生命保険、日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命保険、住友生命保険、東京海上ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループ・ホールディングス、SOMPOホールディングス、アセットマネジメントOne、三井住友トラスト・アセットマネジメント、野村アセットマネジメント、大和アセットマネジメント、ニッセイアセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメント、三菱UFJアセットマネジメント、りそなアセットマネジメント、大和証券グループ本社、九州フィナンシャルグループ、静岡フィナンシャルグループ、滋賀銀行、山陰合同銀行。
新たに発行されたセクターガイダンスは、食品・農業、養殖、林業・製紙、石油・ガス、電気・発電、金属・鉱業、化学、バイオテクノロジー・医薬品の8つ。別途、金融セクターガイダンスも追加発行され、銀行、再保険会社、運用会社、開発金融機関向けの内容が記載された。
【参照ページ】TNFD adoption now over 400 organisations and new sector guidance released
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