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【日本】アサヒとキリン、輸送量平準化に向けAI活用サービス導入協働。物流2024年問題とGHG

【日本】アサヒとキリン、輸送量平準化に向けAI活用サービス導入協働。物流2024年問題とGHG 1

 アサヒグループホールディングス傘下のアサヒ飲料とキリンホールディングス傘下のキリンビバレッジは10月29日、輸送量平準化に向けた生産・販売・在庫管理サービス「MOVO PSI」の導入で協働すると発表した。物流「2024年問題」対策と温室効果ガス削減を進める。

 MOVO PSIは、2つの機械学習モデルを活用し、企業の生産・販売・在庫(PSI)情報を共有・分析することで、物流課題解決に向け、輸送量の平準化を図るサービス。HacobuとJDSCが共同開発した。卸売業や小売業からの受注を予測し、在庫の変動を把握するモデルと、必要最低限の補充数量を毎日一定に保つため、最適なパターンを計算するモデルを活用し、物流現場の実務を支援できる。

 両社は、実証段階で、特定配送センターへの輸送コストを約6.2%、在庫日数を約6.5%削減できている。さらに輸送量の平準化を進めることで、在庫量と輸配送量の最適化を目指す。 両社は今後、MOVO PSIの導入を拡大し、自社における輸送の積載率向上やコスト削減、及び納品時の欠品率低減を進める。

 キリンビバレッジは、2021年からHacobuと協働し「輸送量平準化 共同プロジェクト」を開始。2023年からはアサヒ飲料も同プロジェクトに参画した。MOVO PSIの実証は、キリンビバレッジが2023年10月から11月、アサヒ飲料が2024年3月から4月に行い、サービスの本格展開が決定した。

【日本】アサヒとキリン、輸送量平準化に向けAI活用サービス導入協働。物流2024年問題とGHG 2

【参照ページ】物流課題解決に向けた輸送量平準化を推進 AIで分析する新サービス「MOVO PSI」を活用し在庫量や輸配送量を最適化 実証実験で輸送コスト6.2%、在庫日数6.5%削減を実現
【画像】アサヒ飲料

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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