
小売世界大手仏カルフールのアルゼンチン法人は7月26日、IT世界大手米IBMのブロックチェーン技術を活用し、同社ブランド「Huella Natura」のアルゼンチン牛肉商品の原産地や安全性、品質等の透明性とトレーサビリティを確保すると発表した。消費者は、スマートフォンで商品のQRコードを読み込むことで、同情報にアクセスできる。
同技術では、カルフールの小売店で取り扱うHuella Naturaのアルゼンチン牛肉商品16種類を対象に設定。生態系、動物福祉、生物多様性等への配慮に注力する同ブランドの製造から輸送まで、各工程での安全性を可視化する。
カルフールはすでに、フランス、イタリア、スペイン、ベルギー、ルーマニア、ブラジル、台湾でもブロックチェーン技術を活用した食品トレーサビリティを実施し始めている。2021年には、対象を衣類にも拡大。38カテゴリー1,200商品のサプライチェーン可視化している。
【参照ページ】CARREFOUR ARGENTINA ADOPTS BLOCKCHAIN TECHNOLOGY IN ITS HUELLA NATURAL BEEF CUTS
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