
英小売大手テスコは4月26日、プライベートブランド(PB)商品とNB商品の双方で、2025年までに50億点の商品でプラスチック利用を廃止する目標を設定した。NBブランド製品メーカーと協働する。
同社は同日、サステナビリティ・イベントにサプライヤーを集め、プラスチック廃棄物の削減方法を議論。その一環で、今回の目標を発表した。
同アクションは、「可能な限り廃止」「廃止できなければ削減」「再利用を徹底」「再利用できなければリサイクル」という4R戦略の一環。同社は、2019年以降、商品の包装・容器1,500種類以上の改善を進め、まとめ売りパック、追加の蓋、フィルム、袋等、16億個のプラスチックを削減してきている。
また同社は、サプライヤーが利用可能な包装・容器の素材を規定した「優先素材・成分リスト」を策定済み。同リストでは、使用中止を要求する素材を「レッド」、機能的な要求からグリーンな素材が使えない場合に使用できる素材を「アンバー」、優先的に使用を推奨する素材を「グリーン」に分類している。
同社は、今夏以降に、新たな包装・容器戦略も発表する予定。
【参照ページ】Tesco engages suppliers to accelerate plans to tackle plastic waste
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