【EU】ドイツ憲法裁判所の中銀による国債買入違法性判決、欧州委は反発。ECBは続行

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 ドイツ憲法裁判所は5月5日、ドイツ政府とドイツ国会に対し、欧州中央銀行(ECB)が2015年から導入している国債・政府機関債買入オペレーション「公的セクター購入プログラム(PSPP)」について、ECB理事会がPSPPの有効性に関する証拠を示さなければ、ドイツ連邦銀行にPSPP参加を禁止するよう命じるとの決定を下した。これに対し、EUの欧州委員会は、欧州司法裁判所ですでに適法判断がされていることを盾に、反発している。  今回の問題は、 [...]

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【EU】欧州司法裁、2015年の難民受入を拒んだ東欧3カ国をEU法違反と認定。欧州委が提訴

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 欧州司法裁判所(EJC)は4月2日、ポーランド、ハンガリー、チェコの3カ国に対し、2015年の中東難民危機で難民の受け入れを拒否したことはEU法に違反するという判決を下した。欧州委員会が2017年に提訴していた。今回の判決を受け、3カ国は迅速に義務を履行することが求められ、実施しない場合は制裁金を課されることもある。  今回の裁判は、2015年に中東難民がギリシャやイタリアに押し寄せた際、EU閣僚理事会で「難民申請者12万人をギリシ [...]

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private 【EU】欧州司法裁、GSKのジェネリック和解問題で英当局を支持。「Pay-for-delay」は違法の可能性あり

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 EUの欧州司法裁判所(ECJ)は1月30日、英競争・市場庁(CMA:公正取引委員会に相当)がジェネリック薬品を巡りグラクソ・スミスクラインに罰金を科したことの係争で、CMA側勝訴の判断を下した。  同案件は、グラクソ・スミスクラインが開発した抗鬱剤「パロキセチン」の特許が1999年に切れた後に、ジェネリック薬品企業がパロキセチンのジェネリック薬を生産したことについて、グラクソ・スミスクラインが二次製造特許を取得していることを理由に反 [...]

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【EU】欧州司法裁、企業保有の個人情報をテロ対策目的で当局に共有させる法律はEU法違反と見解

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 欧州司法裁判所(ECJ)のCampos Sánchez-Bordona法務官1月15日、EU加盟国が安全保障テロ対策として導入している個人情報の共有を企業に義務化する法律について、プライバシー侵害とする見解を発表した。EU法務官は、ECJでの係争案件に対し独立した立場から意見を述べる権限を持ち、裁判所を補佐する。EU法務官の意見は法的拘束力はなく、ECJ裁判官の判決を縛るものではないが、大方の事案では裁判官は法務官の見解を踏襲する傾 [...]

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【EU】欧州司法裁、市民がEU対し損害賠償を求めた「市民の気候変動訴訟」を却下。原告は控訴検討

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 欧州司法裁判所(ECJ)は5月15日、市民10世帯と先住民がEUを相手取り損害賠償を求めた「市民の気候変動」訴訟を却下する判断を下した。原告側は、二酸化炭素排出量を1990年比40%削減するという現行の目標は低すぎ、原告の人権を脅かすと提訴していた。裁判官は、市民の提訴について、気候変動そのものが人権にもたらすインパクトについて十分な立証をしていないと訴えを認めなかった。原告側は不服とし、控訴する考え。  今回の判断では、気候変動が [...]

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【EU】欧州司法裁、ゲノム編集作物にもGMO規制適用と判断。農業関連企業は対応必須

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 欧州司法裁判所(ECJ)は7月25日、種が元来持つ特定の遺伝子を科学的に改変させる「ゲノム編集(Gene Editting)」により開発した作物も、従来の遺伝子組換え作物(GMO)と同様に規制の対象とすべきとの判断を下した。ゲノム編集を、遺伝子組換え技術と同様に規制すべきではないとの声もあるが、欧州司法裁判所は厳しい見方を示した。  1960年頃から開発された遺伝子組換え技術は、主に細胞の外型で人工的に遺伝子を創り出し、細胞内に組み [...]

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【EU】欧州司法裁、同性婚非合法のEU加盟国でも同性パートナーの居住権認める歴史的判断

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 欧州司法裁判所は6月5日、EU加盟国の市民と結婚したEU加盟国以外の同性パートナーについて、同性婚を合法化していないEU加盟国もパートナーとして居住権があるとする判断を下した。ルーマニア人男性エイドリアン・コマン氏が、パートナーの米国人男性クレイボーン・ロバート・ハミルトン氏のルーマニアでの居住権を巡り、裁判で争っていた。  EU加盟国の中で、同性婚を合法化していないのは、スロバキア、ブルガリア、ポーランド、ラトビア、リトアニア、ル [...]

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【EU】欧州司法裁、モロッコの西サハラ地域の主権認めず。EUモロッコ漁業協定裁判

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 EU司法府、欧州司法裁判所(ECJ)は2月27日、EUモロッコ漁業協定について、モロッコが実効支配している西サハラ地域に対しては効力を持たないとする判決を下した。ECJは2016年12月に、1996年2月26日調印し2000年3月1日発効したEUとモロッコ間の自由貿易協定「EUモロッコ連合協定」について、西サハラ地域に対しては適用されないという見解を示していたが、漁業協定については判決の対象外だった。今回初めて、加盟国裁判所からの付 [...]

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【EU】欧州司法裁判所、Uberを「運輸事業者」に認定。同社敗訴

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 EUの司法府である欧州司法裁判所(ECJ)は12月20日、配車アプリ世界大手米Uber(ウーバー)を「運輸事業者」と認定する判断を下した。これにより英国を含むEU加盟28ヶ国では、ウーバーは「運輸事業者」に課せられている法律の対象となり、厳しい規制がかかる。ウーバーは自身をIT事業者と主張していたが、主張は退けられた。  今回の裁判は、スペイン・バルセロナのタクシー運転手が、ウーバーを相手取り、スペインで起こした裁判が契機となった。 [...]

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【EU】欧州司法裁判所、フリーランス契約社員に有給休暇取得を義務付ける判決

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 欧州司法裁判所(ECJ)は11月29日、フリーランスで働く英国人男性が、業務の委託元企業に対し、取得できなかった年次有給休暇の補償を求めて争った裁判で、フリーランス労働者に有給休暇取得の権利を認める判決を下した。取得できない場合は、金銭補償が認められる。インターネットビジネスが普及する中、フリーランス労働者が増加しており、フリーランス労働者の権利保護の判決が出たことが大きな注目を集めている。  長年にわたって争われた今回の裁判は、窓 [...]

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